記事一覧

10月21日 ハンマーヘッドシャーク♪

ファイル 1489-1.jpgファイル 1489-2.jpgファイル 1489-3.jpg

10月21日


平均水温  湾内 24.8℃
      外海 24.4℃

        
気温    23℃
透明度   湾内 7~10m
      外海 10~15m

大物運。
ダイバーの間ではよく聞くワードだ。

うっかりだろうが、探しまくってだろうが
見られる人とそうじゃない人がいるのだ。

毎年一回ぐらいは沖の浮島根でマンボウが出たと聞く。
数年前はマンボウの群れが通ったと聞いた。
一度もお会いした事はない。
カメを大物と呼ぶか否かは別として。
田子島でカメが出た!と聞く。
極稀にけんろーも見れる。
沖の島は最近よく子ガメが出る。
極稀にけんろーも見れる。
田子島で白崎でオオセが出た!
見たことない。
一緒にドリフトしたショップスタッフさんがモブラ見た!
俺、見てない。

そう、極め付けは今年のブルーウォーターであろう。
自分含めた数名を除いては水中でマンタ遭遇!!!
なんという不運。
その後、フライングマンタを見たり水面モブラを見たり
とても嬉しいこともあったのだが、やはり水中で見たいじゃないか。

ウミウシをはじめ、甲殻類だったりハゼだったり
散々『小さいは正義!』を謳っている自分なので壁ばかり見ていて
真後ろをジンベエ通っていても気づかないだろう。
それも一理ある。
いつからか大物は見れない運命だと受け止めていた。

そんな今日、運命は大きく動き出したのである!!!

はい!そろそろ普通に書きます(笑)
なんと見ちゃいましたよ!
ハンマーヘッドシャーク!
しかも20~30の群れ(゚д゚)!

今日のゲストはKさん。
インフレーターホースのオーバーホールが完了して取りに気がてらのファンダイブ♪
台風の影響が懸念されるなか、朝から社長の電話も鳴りっぱなしで
ショップさんがたくさん予約を入れてくれている中、早く来てくれたKさんと混む前に行っちゃおうと思い、リクエストの沖の浮島根へ。

朝イチうねりは来ているものの、まだ余裕だった浮島根。
着いて見れば一番乗り\(^o^)/
エントリーするといつも通りの群れまくり。時折おおきなうねりがくるので根から離れ気味に進んでワイドで楽しもうと思っていました♪
するとキンギョの大群のなかにカシワハナダイらしい個体を見つけたんです❤
お!と思った瞬間ピュンと逃げてキンギョにまみれて見失う( ;∀;)
まあ、仕方ないと北側を周遊。
いっぱい群れとカンパチーズを堪能してもう一度見に行ってみる。
また居たのでKさんに教えようとするとKさんは他の被写体を撮影していたのでとりあえず自分も撮ろうとするもやはり猛ダッシュ。
うーん、これは撮れないなと早々に諦めてもう一度Kさんを呼ぼうとしたその瞬間!
目に入ってきたのはとにかく大きいなにか!
大きいってだけでマンタ?と良く見ると
そこには大きな頭と尾を振った姿が。
そうハンマー!!!

しかーーーも!1匹じゃなく大群である!
細胞レベルの反応でKさんに合図を送る!
振り返るとハンマーたちはこちらに気づき方向を変え始めた。
10匹近い先行のハンマーは離れていく。
後方からまだまだ来ているそれ以上の群れはくるっと方向転換。
この距離では写真は無理と判断し、潜行チームに猛ダッシュ!

どんどん、遠く深く進むハンマーたちを見ながら必死にカメラのモードを変え何とか撮影。
まあ、見てもらえばわかるのだが証拠写真にしてもどうしようもない写真しか撮れなかったが脳裏にはしっかりと焼き付けた!

トンカチ頭が去ったあとKさんとガッツポーズ\(^o^)/

小さいは正義!
だがしかし、こんな出会いはとてつもなく嬉しい!
いや嬉しすぎる(笑)
そう、大物運が無いだけで決して大物が嫌いなわけでもないのだから。見れるものならそりゃあ見たい(゚∀゚)

朝イチ貸切の海で起こった奇跡だった。

2本目はうねりも強まったので湾内で
弁天島からアジロ崎へ。
ネジリンボウをメインに。
アカスジカクレエビやヨスジフエダイなどカワイイ生物を見てきたのだがハンマーの興奮には勝てず、ブログもそんなバランス配分になってしまったのは申し訳ない(笑)

さて、台風前の奇跡は最高でしたが
その後もどんどんうねりは強まり、船は一隻上げました。
明日も一応、オープン予定ですが午前中の営業予定です。
予約頂いているショップさんにはお伝え済みですが、明日の朝急遽ということでしたら早めの来店、早めのダイビングにご協力お願い致します。
また詳しい海況は明日早朝お問い合わせください。
あとは台風がなるべく大人しく過ぎ去ってくれることを祈りますーー!