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2月28日(土)海ログ

天気:曇りときどき晴れ 東風
海況:外海オープン 湾内オープン
透視度:外海10~12m(沖の浮島根)、6~8m(沖ノ島) 湾内8~10m(弁天島)
水温:外海13度 湾内13度


今日は、朝一に弁天島、日没前に沖ノ島で潜りました。

弁天島は、かなり綺麗な海を期待して行ってしまったのでエントリーした瞬間、白っぽく(緑っぽく?)て「何じゃこりゃ」って思いましたが、慣れてくると10メートルくらいは見えていてそんなに悪くはなかったです。

この1~2週間の低気圧によるウネリや何やらで、深海から面白生物でもやってきてないかな~と淡い期待を寄せて、深場を目指して行きました。
深場1歩手前には、ネンブツダイとクロホシイシモチの何千という大群が溜まっていて、岩にはアオ、シロ、サラサ、コモン、ヒロ、ニシキ(小)、コノハミドリ、カメキオトメ、ムカデミノ、コトヒメなどの各種ウミウシがたくさん着いていて、ヒメギンポ、ニジギンポ、コケギンポや、マトウダイなどが岩場に、砂地にはササハゼや今年お初のミズヒキガニが居ました。
ファイル 228-1.jpg
シロガヤを振り回して威嚇するミズヒキガニ。
でも、一番このシロガヤが目立っていました。

ファイル 228-2.jpg
微動だにしないササハゼ。
クローズアップレンズを着けた状態で10センチくらいまで寄って撮っても逃げる気配無し。
水温が低いから、あまり動きたくないんですかね~?

そんなこんなで、写真を撮りながら進んでいくと気が付いたら大分時間が経っていて、深場で生物を探している余裕が無くなってしまいました・・・。

とりあえず、ハクセンアカホシカクレエビだけ確認して帰ってきました。
ファイル 228-3.jpg
この写真だと、アカホシなんだかハクセンアカホシなんだか分からないですね~。

他は、アカホシカクレエビがタカノハダイをクリーニングしていたり、ホンソメワケベラがメジナをクリーニングしていたり、あとアメフラシがたくさんいました。
アメフラシを見ると、春が近づいてきたな~って思うのは、自分だけでしょうか?


沖ノ島は、今年に入ってからブイが飛んで無くなってしまっていたので、とりあえず仮のアンカーを打ちに行ってきました。
といっても、しょせん仮のモノなのであんまり引っ張らないでくださいね~。

作業が終わった後は、1ヶ月ぶりの沖ノ島を探索してきました。
浮遊物が多くて透明度イマイチ、水の色も緑っぽくて春の海みたいでした。

生物は、メジナとスズメダイがたくさんいたり、大きなマダイが3~4匹いたり、深場にはテングダイがいたり、遠くのほうで何かの群れのシルエットが見えたりと、魚の数は多かったです。

ファイル 228-4.jpg ファイル 228-5.jpg
マクロ系では、オレンジ色のハナタツが2匹、マツカサウオの幼魚、アオウミウシ、ヒロウミウシ、オトメウミウシなど。


2009年、丑年。
透明度抜群&ウミウシシーズンの到来です。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。