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4月8日 ラオメネス・ティグリスというレア種!

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4月8日

最低水温  湾内 17.4℃
      外海 -℃
        
気温    19℃
透明度   湾内  3~8m
      外海   -m

それにしてもよく吹く日である。

昨日の晩は大雨で窓に打ち付ける雨音に時折ビビりながら就寝。
朝起きてみると雨音は止んでいて、外を覗くと
思いのほか風が吹いていない!
これは?と思い予報を見てみると
え?
普通に西風とか南西8~9m予報が出ている・・・
ホントかよと思っていると、やはりどんどん吹いてきて
ゲストさんたちが到着する頃には結局強風に。

はい!けんろーです!
そんな予報通りに大荒れとなった今日は白崎と尊の島しか行けないです💦
ゲストはそんな事も当然と言わんばかりの常連Kさんと
初シーランドとなったYくんです。

まあ、海況は自然なので仕方ないので白崎を2本遊んできました。
1本目はセトリュウグウやらを狙って深いところを攻めて途中まで突っ込んだのですが、さすがに視界40センチぐらいになってきたのでこれは危ないと引き返す。
帰りにアカタチの可愛い顔だけを拝んで!笑
その後は昨日もかなり好調だったウミウシを探していこうと思っていたのですが、今日は本当に不発。
移動した先々本当に見つからず。
確かにうねりもあったりで引っ込んでいるのもあったとは思いますが、こんなに見つからない日も珍しい。
少しキレイどころはクリヤイロとアラリぐらいであとは通常種でアオ、シロ、イガグリ、シロイバラ、ユビノウハナガサなど。

不甲斐ない感じだったので2本目は先端でじっくりとプラン。

潜降直後からゴシキミノに出会い、ナマコをひっくり返すと
ナマコマルガザミ♪
なかなか調子よし!
オキナワベニハゼやコジカイソハゼなど初めましてのYくんにも
白崎ならではの生物が紹介できました♪
土管付近はハタタテダイやカゴカキダイで賑やか。
ちょうどこの辺は透明度もよくていい感じ。

アカホシカクレエビ、イソギンチャクモエビのファミリーを見に行くと隣に石には多分シラヒメウミウシ!これ見分けがムズイですよねぇ。
そして遊びに来ていたスタッフ福島さんが見つけていたのが超かわいいネッタイミノカサゴの幼魚💛
これにはミノカサゴ好きなKさん爆発!笑
水中で普通に『かわいい~!』って声が聞こえてくる!(*'▽')

そしてここで悶絶するものを見つけるのであるが・・・
その名は。

ラオメネス・ティグリス!!
あ、はい!でましたね!
ラオメネスシリーズです!笑
ラオメネスと言えばコルヌトゥスだったのが去年の田子島。
そして今年は白崎でティグリスさんにを見つけました!

って言ってもこの時点ではバサラかコルヌトゥスかその近似種としかわかりません。
だって判別も覚えきれませんし💦
そしていまハンドブックを見て確信したのがティグリスです。
バサラ含めその他のラオメネスシリーズは目の先のわずかな突起とか乳頭状の突起っていう表現ばかりだが、ティグリスだけは
目の先端は『よく』尖る!なのだ。
この子めっちゃ尖ってますもん。
今まで見たどの種よりも。
さらに尾の末端部茶色か黄色も合致。

ネットでもほぼ伊豆半島での情報が出ていませんのでもしかしたら
初?なんて思ったりもしますが、それよりも見つけたことが嬉しいです(*'▽')
しかも5mm程度の極小エビ!笑

ウミシダがそんなに多くない白崎においてはまず調べることも無かったのですが、これは今後は狙うべきところになった気がします。
しかし、本当に申し訳なかったのがKさんに見せたあと離れたところにいたYくんに教えようと思っていたところ見失ったこと・・・
本当にごめんなさい。

お二人ともありがとうございました!
Kさんは明日もよろしくお願いいたします(∩´∀`)∩