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3月6日 猛風来たるも。

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3月6日 

最低水温  湾内 14.9℃
      外海 -℃
        
気温     11℃
透明度   湾内  3~5m
      外海  -m

3つの低気圧に対し、西にある高気圧。
ぎゅうぎゅうの等圧線は明らかな強風のサイン。

さすがに今日の予報は外さない・・・
一昨日の時点で今日の海況が良くないのはまるわかりなので
個人ゲストさんたちにはご連絡を入れさせて頂いた。
そんな中、本日のゲストKくん、Mちゃん、Aちゃんの仲良し3人は
クローズ確定でなければ当日判断でも良いですとご来店頂いた。

ここで、思ったより吹かず問題なく!となれば最高に良かったのだが、今日は朝からブンブン西風が我が物顔で湾内すら真っ白にしていた。

朝集合してもらい、実際に海を見てもらい判断をしてもらう。
これだけ吹いていたらうねりも相当あるし、ウミウシが厳しくなると生物的にも厳しい、水面を見ただけでもそれとわかる春濁りの気配に『潜ろうよ!』とはとても言えない海況。
みんなで頭を悩ませて熟考してもらった結果・・・

潜ることになった!笑
いやー、かなりのチャレンジャーです!(*'▽')
しかし、行くと決まれば楽しんで貰えるようにするのが務め。

なーんてかっこいい事は言える海況ではなかったので保険かけまくりのブリーフィングを経ていざ荒波へ!笑

ポイントはもちろん白崎2本。
一番近い白崎だが、ザブザブの波をかき分けて行くので弁天島に向かうぐらい時間かかる!笑
エントリーするも下はなーんか茶色いです。
先行きが不安です。
潜降中も水底がなかなか見えてこないです。
これはまあ、間違いなく始まっていますね。
水底まで着くと目も慣れたのか、思ったよりも見えているかもと言った印象。
5mって言ったけどもう少し見えるところもあったかも。

そしてじっくりとウミウシを探していくことになるのだが
これが案外当たりのコースだったのか、ピカチュウやエンジイロの幼体などカワイイ子たちが見つかる。
みんなもそれぞれにレギュラーウミウシたちを見つけては思いのままに被写体を選び撮影していく。
水面はめちゃくちゃ波もあってエキジットは大変だったし、浅場のうねりはやはり強くて写真をじっくりと狙える感じでは無かったけど思いのほか楽しんで貰えた(*'▽')

Aちゃんはけんろーの『透明度はうーん、3~5mかな』とのログ付けのときに『3~5mのダイビングでは一番楽しかった!』と言ってくれました!笑
これはめっちゃ嬉しいですね♪
ログブックにはみんなウミウシいっぱい書きましたね~!
ほんとこの海況で楽しんでもらえて良かったです。
けんろーもめっちゃ楽しかったです!

今日見れたウミウシは
アオ、シロ、サラサ、ヒメコモン、ヒロ、イガグリ、シロイバラ、ハナオトメ、ホクヨウウミウシ科の仲間、ニシドマリハナガサ、ケラマミノ、スミゾメミノ、ウデフリツノザヤ、ミツイラメリ、オトヒメ、ソヨカゼイロ、エンジイロ、ニシキ、ウスイロ、ハナミドリガイ、ノアルダガイ、ブドウガイの一種、セトイロなどなど。

昨日見逃したソヨカゼイロを見れたし、何だかんだお久しぶりのピカチュウにもあえて良かったなあ♪
皆さん、ありがとうございました!
次回は是非また海況の良いときに楽しみましょう(*'▽')