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3月8日(日)海ログ

天気:曇りときどき晴れ 東風
海況:外海オープン 湾内オープン
透視度:外海10~15m 湾内6~8m
水温:外海13度 湾内13度


今日は、天気予報どおり曇り&東風で、穏やか~な1日となりました。
ときたま現れる太陽が、体を温めてくれて良い気持ちです。

今日は、沖の浮島根とアジロ崎で潜りました。

沖の浮島根は、久しぶりに青い海でした!
若干浮遊物があるものの15メートルくらい見えていて、中層を流すのも良いかな~って気分になります。
といいつつも、マクロ生物を探すんですけどね。

まずは、ベニカエルアンコウ。
いつもの白いベニカエルアンコウは、いつもの場所に、いつもの向きで居てくれました。
ファイル 233-1.jpg
奥のほうに居るので、写真を撮るのがチョット大変・・・。

その少し横には、ピンク色(?)のベニカエルアンコウもいました。
ファイル 233-2.jpg
模様や色から、以前見つけた子と同じ個体だと思うんですけど、ここしばらく見当たらないと思ったら帰ってきてくれました。
この子は、逆さまになっているのが落ち着くのか、以前も同じような体勢で壁に納まっていました。

そして、沖の浮島根の定番といっても良いくらいずっと居てくれている、ハナタツ。
今日は、紅白、赤、黄、の3匹がいました。
しかも、全て同じ岩に。

そしてこの岩には、これまたず~っと居てくれているハナオトメウミウシがいます。
ファイル 233-3.jpg
いつ見ても同じ場所で同じ体勢でいて、全く動いている気配を感じさせないこの子は、いったい何時食事をしているんだろう?と心配になってしまいます。

他は、ヒブサミノウミウシ、アオウミウシ、コモンウミウシ、フラベリーナ・ベルルコサ、ヒロウミウシ、シロイバラウミウシ、アカエラミノウミウシ、メジナの群れ、ホンソメワケベラ3~4匹にクリーニングされていたミギマキ(どんだけ体が汚れているんだろう・・・)、コブダイ、マダイ、キンギョハナダイの群れ、サクラダイの群れ、ドゴットメバルの群れ、ネンブツダイの群れ、などが見れました。


アジロ崎は、水面はそこそこキレイで、2~5メートルくらいがかなり濁っていて、その下は悪くは無い感じです。

ガイドロープにはミルがたくさん付いていて、ヒラミルミドリガイが何匹もいました。
ファイル 233-4.jpg
海藻と同じ色で上手に擬態しているので、見つけようと思わないと見えてこないですけど、一度目が慣れればたくさん見つけられると思います。

タツノイトコもいっぱいいました。
ファイル 233-5.jpg
こちらも、海藻に絡まって上手に擬態しています。
水温が低いからか、近づいても動こうとしないので、こんなに至近距離でも写真を撮ることが出来ました。

砂地では、トビエイの子供が飛んでいたり、大きなヒラメや、スナイソギンチャクの根元にマルガザミがいました。

他は、ヒメマダラウミウシ、クロモウミウシ、トヤマモウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、サラサウミウシ、コノハミドリガイ、アオボシミドリガイ、セトミドリガイ、小さすぎてよく分からないミノウミウシの仲間、ソラスズメダイ、スズメダイの群れ、クロホシイシモチの群れ、などがいました。


2009年、丑年。
春がすぐそこまでやってきた&ウミウシベストシーズンです。
ダイバーの数も少ないので、の~んびり潜りましょう。